オリジナル能力。
誰かに「あなたの強みは何ですか?」と聞かれて、明確に答えることは簡単なことだとは思わない。
人に己の強みを話せるようになるには、徹底して「強み」を日々ブラッシュアップし続けねばならないし、「できる」と「やっている」を区別して精査が必要になってくる。
自分が他人と比べ、何が優れてどんな特徴があるのか「客観的に自己分析」をして「武器として装備」しているものを、表に引っ張り出してくるのだ。
私は、自分を客観的に観ることは得意だったりするが、「主観」と「客観」を両方から観ることはできるし、どこに落とし所を決めるかもだいたい分かる。
自己紹介をするときは、なるべく末席の一人であるように奢ることはしないように気をつけているつもりだ。
たまに、自信と偉そうを勘違いして嫌悪されることはあるのだが、全然大したことのない人がそうしてくるからあまり気にしていない。
私が自分の強みを話すときは以下の3つを説明してきた。
- 目のつけ所が人と違う
- 直感がよく働く(匂い?)
- 実行動力があり、即断する
自分で言ってて悲しいのだが、カッコいいスキルがない!なんだか身体機能を野性化したようなものしかないことに、多少悲観しつつもないものは無いし、しょうがないからこれで戦ってきた。
自分にとって、戦いにくい相手のタイプがわかってきたし、逆に出会って数回でずいぶんと古くからの友人のようになってしまうタイプも徐々に把握してきた。
そして、最近新しい「強み」を見つけた!手に入れたというより、ふと思い返したら気づいたもの。
それは「一緒に仕事をしたい!と思わせることができる」ことだ。
思い返せば、そんなことだらけだったし、それが助けになって引っ張り上げてもらった過去も多くあった。
もしかしたら、気づいていなかっただけで「私の一番の武器」だったのかもしれない。
ただ、冷静に考えるとこの一番の武器の発動は、以前から持っていた武器のブラッシュアップをしてきた結果ありきなところがあって、とっくに目の前にあったものだと今は理解している。
自分の強みを作り上げるための本質が、やっとわかり始めた今日この頃な新米さんだが、少し書いておこう。
たとえば、何かに夢中になって、それを達成するために必要な能力を磨き続けると、Aという能力が身についたとして、また何か新規に磨き上げる能力Bが身についた。
「その時に!」色々と試行錯誤すると、案外手に入れられる気がする。
自分だけのオリジナル能力。
これからの時代にきっと役に立つものだと思うから、あったほうがいいし、毎日を生き抜くためにも必要なのかもしれない。
ホントに先の見えない入り口に立たされてしまっているこの時だから、何事も必死にいかなくてはならないと思う今朝の電車の中。
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